熱回収にはどんな特徴があるのか

日本ではプラスチックのリサイクル方法が3種類あり、その内の1つに熱回収という手法があります。熱回収はサーマルリサイクルとも呼ばれており、ペットボトルなどの廃プラスチックを焼却した際に発生する熱エネルギーを回収し再利用につなげています。この様に回収された熱エネルギーはゴミ発電や、廃棄物が原料のエコセメントなどに使用されています。その他にも温水プールの熱源や冷房など日常の場面でも、熱回収のエネルギーが活用されているのが特徴です。

熱回収以外のプラスチックのリサイクル方法には、廃棄物を製品の原料にするマテリアルリサイクルや化学反応を利用するケミカルリサイクルがあります。サーマルリサイクルが熱としての再利用を行うことに対して、この2つは素材として再利用を行う手法です。加えて、日本のプラスチックリサイクルの多くをサーマルリサイクルが占めているのは大きな特徴でしょう。また、海外では燃焼をリサイクルの概念に入れていないため、熱回収はリサイクルではないとする国も存在します。

サーマルリサイクルの大きな利点は、熱エネルギーとして再利用ができることだけでなく、廃プラスチックの埋め立ての減少にもつながることです。廃プラスチックから発生するメタンガスは、地球温暖化に多大な影響を与えます。また、プラスチックを焼却する際に二酸化炭素が排出されるというデメリットもあります。しかし、メタンガスは二酸化炭素よりも多く温室効果があるといわれています。

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