余分なエネルギーを再利用できる熱回収

加熱や冷却など製造の現場では温度による作用を利用する工程があります。その時には必要な高温や低温の状態も終わった後は不要になります。冷ましたり、温めたりと次の工程に支障が出ないようにコントロールしなければいけません。このような熱エネルギーを回収して他に生かすために使われるのが、熱回収というシステムです。

放熱をしていた熱エネルギーを熱交換の作用を利用して回収し、他の必要なところに再利用します。熱回収の効率が上がると全体のコスト削減にもつながります。例えば冷却する時に高温になっているものから熱を回収して、その熱を母材の余熱に使ったり、空間を温めるのに使えば、それだけエネルギーを使わなくて済みます。低温になっているものから熱エネルギーを回収して、機器の冷却に使ったり、冷房に使うことも省エネルギーにつながっていきます。

熱回収はいままで捨てていた目に見えない熱エネルギーを有効活用できるシステムです。気がつかなかっただけで大きな資源である熱を使い切ることができれば、温度調整が必要ないろいろなところで活用することができます。何もしないで捨ててしまうにはあまりに大きなエネルギーです。自社の工程を温度の観点から確認して、その差が大きければ大きいほど熱回収で使えるエネルギーがあるということです。

何もしないで捨ててしまうにはあまりに惜しい資源です。温度差が少なくても、利用できるものは必ずあります。熱の再利用はこれから考えなければいけません。

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