ヒートポンプとはなにか

近年、冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの電化製品にヒートポンプ式のものが増えてきています。ヒートポンプとは空気中などから熱を集めることで、大きな熱エネルギーを生み出すことができる技術です。空気を利用することで電気やガスなどのエネルギー源が少しで済むため省エネになります。また、二酸化炭素の排出量も少ないので環境にも優しいです。

名前に「ヒート」が入っているので温めるイメージが強いですが、初めて技術が導入されたのが製氷用冷凍機で、従来は主に冷すことに使われてきました。今では、マイナス100℃から100℃程度の温度帯での利用が可能なため、温めることも冷やすこともでき、幅広い製品に普及しています。ヒートポンプ式の電化製品の効率は年々良くなっているので、エアコンなどを10年以上前に購入し、利用している方は新しいものに買い換えた方が光熱費の節約になります。ヒートポンプにも種類があり、液体が気化するときに発する気化熱や、空気を圧縮すると発生する凝縮熱を利用するしているのが蒸気圧縮ヒートポンプや吸収式、吸着式です。

これらは空気熱を利用しており、一般家庭の冷蔵庫やエアコンに使われているものです。そのほかにも地中熱、水源熱、太陽熱を利用したものもあり、空気熱よりも効率よく熱を運ぶことができますが、熱源が近くになければ利用できません。また、格子振動を利用したものもあり、こちらは精密な温度管理が行えるので大学の研究室や医療機関などで多く用いられています。使用する環境や利用者のニーズに応じて導入する種類を考えるとより省エネになります。

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